- すう
- I
すう【吸う】(1)気体や液体を口・鼻から体内に引き入れる。⇔ 吐く「息を~・ったり吐いたり」「人の血を~・う蚊」「汁ヲ~・ウ/日葡」(2)タバコを口にくわえて煙を吸う。 のむ。
「タバコを~・う」
(3)繊維質の物が周囲の液体・気体を組織の内部に取り込む。「スポンジは水をよく~・う」
(4)キスをする。 口づけする。 口吸う。(5)引き付ける。「磁石鉄を~・へども/沙石 9」
‖可能‖ すえる︱慣用︱ 甘い汁を~・旨(ウマ)い汁を~IIすう【据う】⇒ すえる(据)IIIすう【数】(1)物のかず。「利用者の~をかぞえる」「参加者~」
(2)物をかぞえる場合の基礎になる概念。 狭義には自然数をさすが, これを拡張した整数・有理数・実数・複素数などをさす場合がある。(3)インド-ヨーロッパ語などに見られる文法範疇(ハンチユウ)の一。 単数・複数のほかに, 二つそろって一単位となる双数(両数), 三つそろわなければならない三数, 四つの四数などがある。 特にインド-ヨーロッパ語においては名詞, 代名詞などに備わっており, 一致などに重要なかかわりをもつ。「性・~・格による語形変化」
(4)数をかぞえること。 計数の観念。「~に明るい」
(5)物事の成り行き。 動向。「勝敗の~は, 戦はずして既に明かである/此一戦(広徳)」
(6)運命。 めぐりあわせ。「測り難きの~を畏れて, 巫覡卜相の徒の前に首を俯せんよりは/運命(露伴)」
~が知・れる(多く打ち消しの語を伴う)程度がわかる。IV「何所まで押が重(オモタ)いんだか~・れない/浮雲(四迷)」
すう【鄒】中国, 戦国時代の国名。 春秋時代には邾(チユ)といった。 今の山東省鄒県のあたり。 孟子の生地。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.